不眠症と自律神経の乱れを訴える患者さんの治療例を紹介します。
女性 20代 会社員
- 症状 : 不眠症、自律神経失調症
- 半年前に、うつ病と診断。
- 3か月前に職場でパワハラを受けた頃から十分に睡眠が取れなくなり、睡眠薬を服用するようになる。
- 2週間前から。薬を服用しても、予定の2〜3時間前に起きてしまうようになった。
- 治療
- 本治法・・・肺虚証
- 標治法・・・百会、内関、失眠など。
- (本治法と標治法の意味は、別の機会に説明したいと思います。)
- 結果
- 初回受診時、「その日のうちに眠ることが出来た。」とのこと。
- 1ヶ月間に4度の治療を実施し、その間、徐々に、睡眠薬の量は減少。
- 4度目の治療の2週間後に、5度目の治療を実施。
- 経過が良いので、とりあえず、治療はここで終了。
最近、自律神経の乱れを訴えられるケースが目立ちます。
当院では、施術を行うことと合わせて、日ごろ、ご自身でやって頂くことを
患者様の状況に応じて、お伝えしております。
治療+日常のメンテナンス が、功を奏しているのではないかと、思うことの多い、
今日この頃です。