最近、ニューヨークタイムズに呼吸法について書いてある記事を見つけました。
それによると、呼吸法は、
「ストレスを抑え、脳を覚醒させ、免疫機能を向上させる。」
「不安による精神障害、不眠症、トラウマ後のストレス、うつ、多動性障害などの兆候を減らす。」
「自律神経を調整する。」
と言うことです。
他にも、
疲労感の軽減。
冷え性の改善。
便秘解消。
ダイエット。
など、いろいろな効果が言われています。
最近、アメリカでは、マインドフルネスと言って、精神面をコントロールする瞑想が流行していますが、
ここでも、呼吸法が大きな役割を果たしているようです。
では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
アメリカで、代替医療の世界で有名な Dr. Andrew Weil は、
4・7・8 呼吸法を提唱しています。
1、口を閉じて、4つ数えながら鼻から息を吸い込む
2、次に7つ数えながら息を止める
3、その後、8つ数えながら口から息を吐ききる
これを1セットとして、とりあえず、3回繰り返してみましょう。
これだと約1分です。
もちろん、10分、20分、、、と、長くできるなら、それに越したことはありませんが、
最初は、欲張らずに、毎日続けてみましょう。
「朝、起きた時」、「通勤の電車の中で」、「お昼ご飯を食べた後」、「夜、寝床に入ったら」、
など、何でも良いので、タイミングを決めてやると、長続きします。
なお、ちょっと面倒だと思ったら、
「2、次に7つ数えながら息を止める」
はやらなくても、大丈夫です。
4拍吸って、8拍ではく。
これだけでも、十分、効果はあります。