日本人に多いと言われる猫背ですが、猫背の姿勢は腰痛の原因にもなるのです。
猫背が腰痛の原因になる理由
前かがみ(前傾)姿勢だとどういう事がおこるでしょうか?
- 首が前に落ちる
- 背中や腰の筋肉が常に引っ張られて緊張する
- 骨盤が歪む(後傾)
- 膝が常に少し曲がっている
- 疲れやすい
大体このような理由で腰痛の原因となります。
猫背でいると、首が前に落ちた姿勢となり、常に頭の重さを首や背中の筋肉で支えている状態になる(背骨が後弯)
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首や背中の筋肉が緊張する事で、その下の腰の筋肉にも負担がかかり、筋肉が緊張する(腰の前弯がなくなる)
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身体の重心である骨盤や腰椎4番5番に体重が乗り、支えきれずに骨盤が歪む(骨盤の後傾)
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重心を下半身で支えるようになり、倒れないようにする為、自然と少し膝を曲げて踏ん張る(膝の屈曲位)
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身体の中心部分である腰や骨盤の負担が一番大きくなり腰痛となる
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身体を骨格でなく筋肉で支えるようになり、疲れやすくなる
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疲労が蓄積することで、腰痛が改善しにくくなる
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腰痛の慢性化
このように、猫背は腰痛を引き起こすだけでなく、腰痛が慢性化する原因にもなります。
猫背で、腰痛を持っている人は、腰痛の治療をしているだけでは、
根本的な解決にならないかもしれません。
猫背を治して、腰痛を解消してみませんか?