現在パソコンやタブレット・スマートフォン等をよく見る方はとても多いかと思いますが、
そのような行為で眼が酷使されると眼精疲労が起こり、眼精疲労は肩こりになりやすくなります。
現に当院でも事務作業等で眼を酷使される方は肩こりの症状を訴えることがとても多いです。
今回は何故眼精疲労は肩こりに関係しているのかを書かせて頂きたいと思います。
眼と頸の筋肉は連動している?
眼を上に向けると頸の後ろの筋肉が緊張します。
眼を下に向けると頸の前の筋肉が緊張します。
右に向けると頸の右側の筋肉が、左に向けると頸の左側の筋肉が緊張します。
このように眼と頸の筋肉は連動しているのです。
パソコン・タブレット・スマートフォンなどでの作業では眼を下に向けることが多く、頸の前側の筋肉が緊張することが多いです。
眼の状態は頸の後ろの筋肉に現れる?
自律神経反射という反射の中に内臓-体性反射というものがあります。
簡単に言えば身体の内側の状態が外側に出てくるといったものです。
この原理でいうと、眼の状態は僧帽筋という頸の後ろから背中に続いている筋肉に出てきます。
肩こりを感じる多くの方はこの僧帽筋という筋肉がかたくなっています。
眼精疲労による肩こりのセルフケア
よく知られている方法ですが、蒸しタオルで眼を温めることをおすすめ致します。
タオルを水で濡らし、電子レンジで温め、眼にのせるといいかと思います。
火傷に注意し、気持ちいいと感じる程度で行ってください。
また、入眠前に眼を休めることがとても大事です。
入眠の前にこのセルフケアを行い、入眠の1時間くらい前からパソコン・タブレット・スマートフォン等をしないようにするといいかと思います。
栄養素としては粘膜や神経系を正常に保つということでビタミンA、B群の摂取がいいかと思います。
当院の施術
眼精疲労による肩こりの施術は整体でも鍼灸でも対応できるかと思います。
直接的に眼の周りを施術することもできますし、内臓や頭蓋骨、眼に関係するツボがある腕や脚等、眼の周り以外から全身的に身体の状態を上げるアプローチをできます。
眼の疲れ、肩こりなどがあればお気軽にご相談ください。