体内に、スギなどの花粉、ほこり、ダニなどが取り込まれると、
それらを追い出そうとして、ヒスタミンを分泌します。
この時、過剰に反応してしまう人は、鼻水が止まらなくなったり、鼻がつまったりしてしまいます。
ここで、注目したいのが、柿の葉です。
柿の葉の若葉には、花粉症の原因となるヒスタミンの分泌を抑える効果があるからです。
摂り方としては、古来、柿の葉の抗菌作用を利用して始まった、
「柿の葉寿司」や、「柿の葉茶」また、「柿の葉エキス」などがあります。
柿の葉は、花粉症対策以外にも、
アトピー性皮膚炎によるかゆみ、
皮膚のシミ、
便秘、
高血圧、
血管の老化、
膀胱炎や腎炎、尿路の炎症
などにも良いとされています。
これらの効用は、柿の葉に含まれている「アストラガリン」という成分と、
レモンの20倍あるというビタミンCによるものです。
通常、ビタミンCは、熱に弱いのですが、柿の葉に含まれているビタミンCは、
プロビタミンという特殊なビタミンで、熱に強い性質があります。
したがって、温かいお茶にして飲んでも、ビタミンCは死なないのです。
柿の葉の健康効果に気づいていた昔の人は、
『柿が赤くなると医者が青くなる』
と言ったそうです。
柿の葉、試してみませんか?