一番多い寝違えの原因は?
当院での考える一番の原因として考えられるのは、複合的ではありますが、ストレスや内蔵、肉体疲労の蓄積、免疫力の低下が合わさってなる物が多いように思えます。
その理由としては、特に多いマクラが合わないといった理由の場合、もし本当であれば、いつも同じマクラで寝ているので、一週間に一回ぐらいの頻度で寝違えるのではないでしょうか?
なのに、たまに寝違えるくらいであり、まして、たまたま寝違えた時の場合は今まで寝違えていないのが不思議に思えるからです。
たしかに、よく寝違えを起こす人という方がいますが、マクラを変えても、布団を変えても寝違えている方もいます。
このような方の場合は、人よりもウィルスや細菌の量が多い人に多いのではないでしょうか?
特徴として、
- よく風邪を引く
- よく口内炎ができる
- 頻繁に肩がこる
- よく頭痛がする
- 吹き出物だできやすい
- 口呼吸
といった特徴が多いようです。
なぜマクラを変えても寝違えるのか?
前述したように、人よりもウィルスや細菌の量が多い人の特徴を書きましたが、このような場合、内蔵の負担は脾臓にかかります。
脾臓の働きとして、免疫機能やリンパの働きを行う部分になり、身体の体質的にウィルスの量が人よりも多い場合は常に免疫機能と戦う事になる為、
脾臓と関連する中部・下部僧帽筋の過緊張が起こり、次第に首や肩回りの筋肉にも影響が及び、寝違えが起こります。
風邪を引いた時に、異様に強く肩がこる経験をしたことがある人も多いとは思いますが、この時も同じように風邪のウィルスと戦い、脾臓の部分に負担がかかる為に中部・下部の僧帽筋に過緊張が起こる事によって、首や肩回りの筋肉もつられて緊張が起こって肩がこります。
風邪の時に起こる腰痛の場合も同じです。 中部・下部僧帽筋が緊張し、その影響で広背筋や大胸筋、腰方形筋といった背中や腰、胸の筋肉が引っ張られて緊張が生まれ、腰に痛みを感じやすくなります。
どうしたら寝違えが起きにくくなるのか?
寝違えにくい身体にするにはどうしたら良いのでしょうか?
- 暴飲暴食を控える
- 栄養補給
- ストレス解消
- 十分な睡眠
大体この4つの事に気をつけて頂ければ良いかと思います。
まずは暴飲暴食を控えてから、必要な栄養(ビタミンCなど)をとり、ストレスを発散させて、睡眠を取る事が大事になってきます。
寝違えと言っても、すぐ治る人もいれば、なかなか回復しない人もいます。
まずは、生活習慣を見直してみて、早めに対処をしましょう!