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 GWが明けて、梅雨時になり始めてくると、身体がだるくなる事はありませんか?

6月頃になると、身体がダルい、疲れが取れない、朝が起きるのがつらい、足が重だるいという症状が多くなってきます。
最近は自粛生活による運動不足、コロナ疲れの人も多く、気温、湿度、気圧などの関係もありますが、
それ以外にも、副腎が疲れている人が多いようです。

また、脚がだるいという症状も副腎と関係がある可能性があります。
今回は副腎と脚について書かせて頂きます。

 

副腎とは


副腎は右の画像の通り、腎臓の上に位置する小さな臓器です。 Screen Shot 6-8-2019 5.13.55 PM

副腎皮質
副腎髄質に分かれます。


副腎髄質では運動時、血糖低下の時、寒冷温熱刺激があった時などにアドレナリンなどのホルモンを分泌し、心拍出量を増加したり、血糖値や血圧を上げたりします。

肝臓でのグリコーゲン分解をしたり、胃腸の運動を抑制して気管支を拡張したりと他の内臓にも影響します。

副腎皮質ではコルチゾール等のホルモンを分泌し、炎症やアレルギー症状を抑えたり、ストレスに対する耐性を強めたりなどの働きをします。

そのため、コルチゾールは抗ストレスホルモンと呼ばれています。
アンドロゲンという男性ホルモンの放出も行います。
何らかの原因で慢性的に副腎に負担がかかっている状態が長く続いて副腎が疲弊した状態を副腎疲労と言います。

 

副腎疲労について

 

副腎疲労についてはこちらをご覧ください。キャプチャ
右記に副腎疲労の可能性がある症状を記載しました(リンク先にもあります)。      

 

 

 

どうして副腎が疲れるの?


副腎はストレスに敏感に反応します。
ストレス社会の現代では副腎に負担がかかっている人が多いかと思います。
梅雨のだるさや気圧の変化は身体への負担・ストレスとなり、副腎から多くのコルチゾール(抗ストレスホルモン)が分泌されることが考えられます。
それにより副腎に負担がかかる(疲れる)ようになります。

加えて、朝起きるのが大変などの症状が出て、メラトニン(寝る時に多く放出されるホルモン)の産出量が減少し、夜に寝たくても眠れないという悪循環が生まれます。
それにより疲れが取れないなどの症状が出てくることが予想できます。

 

何故副腎と脚が関係あるのか?


例えば腎臓は大腰筋と関係があるとよく言われていますが、それぞれの内臓には関連する筋肉があります。
筋群

副腎は下腿三頭筋(ふくらはぎの筋)、薄筋(太ももの内側の筋)、縫工筋(太ももの前側の筋)、後脛骨筋(スネの内側の筋)が関係があると言われています。
つまり、暑さや精神的なストレス等で副腎の抗ストレスホルモンであるコルチゾールが過度に放出され、 副腎に負担がかかると脚への負担がかかりやすくなります。

また、副腎髄質から分泌されるアドレナリン、ノルアドレナリンは交感神経(緊張・興奮状態になる神経)を優位にさせます。
交感神経が優位になっていることが脚がつることに関与していることも考えられます。

症状を改善するために


まずは休養(睡眠)をしっかり取ることです。
食事の不摂生があればそれも改善が必要です。
下肢がつる症状には筋緊張を緩和するマグネシウムがおすすめです。
マグネシウムの多い硬水を飲んだり、マグネシウムのオイルを塗ったりすることをおすすめ致します。

加えて、ビタミンCは副腎皮質ホルモン<抗ストレスホルモン>の産出を促す働きがあり、副腎の機能をサポートします。
厚労省では一日100mgの摂取を推奨していますが、現代のストレス社会では1日2000~3000mgの摂取をするべきと言われています。
また、一気に摂取しても吸収率が落ちるため、1000mgのサプリメントを摂取し、最低でも1時間空けてから加えて摂取することをおすすめ致します。
梅雨で受けた疲れが夏、秋まで影響してくることも多分にあります。
今のうちにスッキリ解決しましょう!

 

※このブログの内容は当院の施術経験による見解を含みます。

 

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