腰椎の５番目と関係が深い臓器について

背骨の腰椎は５個存在し、一番下が腰椎５番、上が腰椎１番と表現します。
腰椎ヘルニアに最も多く見られる、腰椎４－５番（L4－L5）、腰椎５番－仙骨１番（L5－S1）といったように、腰椎５番（L5）はヘルニアや腰痛と深く関係をもつ大事な場所であります。

今回は、ヘルニアや腰痛のお話ではなく、その他に関係する体の臓器との関係についてお話をしていきます。

不妊症と腰椎５番の関係

腰椎の５番目は、女性の場合は子宮、男性の場合は前立腺との結びつきがあると言われています。
その為、女性の場合、整体などで不妊症や婦人科疾患などの施術を行う時には、腰椎の調整を行います。
他にも、腰椎３番は卵巣との関係がある事から、腰椎の調整は必要かと思われます。

では、不妊との関係についてですが、一般的には卵巣や子宮に直接働きかける方法をとる事を行います。
温活をしたり、栄養を補給したりといろいろな方法を行い、機能をアップ、又は改善することで子供をで作りやすい身体にします。

しかし、それでもなかなか変化がない人が多いのではないでしょうか？
不妊症の施術のメニューにも触れていますが、便秘、冷え、腰痛、肩こり、生理痛、生理不順といった症状を
持っている人がほとんどです。
腰痛を持っている方が妊活を行っても、腰痛が改善しなければ、効果が薄れてしまうのです。
それは、腰椎のバランスが崩れている状態＝子宮や卵巣の機能も崩れやすい　と言う事だらかです。

腰椎のバランスが悪い→体性内蔵反射によって、臓器（卵巣や子宮）に影響→正常に機能しづらくなる

といった順序をたどる為、確率としては少し期待が下がってしまうものです。
必ずそうだと言うわけではありませんが、出来るなら、少しでも原因を少なくして、
確率を上げるのであれば、このような事も頭に入れて頂ければと思います。