最近お祭りの多いシーズンですが、皆様二日酔いになっていませんか?
週末に飲んでしまうと翌日仕事なのに頭が痛い、食欲が無い、吐き気がする、脚がむくむ等様々な影響が出て苦しんだ経験がある人は少なくないのではないでしょうか?
今回はゆいまーる流の症状別のツボ押しによる対処法を書かせて頂きます。
頭痛
太衝(たいしょう)
☆期待できる効果
太衝はアルコール分解のメインとなる肝臓の力を強めると言われています。
また、東洋医学的に上に気が昇ると頭痛が起きることが多いですが、それを下げることができます。
☆場所
足の親指と人差し指の間を辿ってぶつかる所
食欲がない
足三里(あしさんり)

☆期待できる効果
東洋医学的に胃や小腸をメインとした、消化器の機能をあげると言われています。
☆場所
膝のお皿の下に指を4本横に当てて、脛骨という骨の少し外側のベコベコになっているところ
吐き気
内関(ないかん)

☆期待できる効果
言わずとしれた酔い止め・吐き気止めのツボです。
飲む前、飲んだ後どちらも有効と言われており、車酔い、船酔い等にも対応しています。
☆場所
右手のひらを自分に向けて、手首から指3本(人差し指中指薬指)を横に当てて、真ん中のライン 腱(筋肉の端っこで細くなっている部分)が2本みえると思うので、その間です。
公孫(こうそん)

☆期待できる効果
内関との相乗効果で吐き気を止める、消化器系の調子を整えるツボです。
☆場所
足の親指の内側を末端から触っていった時凹んでいるところがあって、しばらくすると盛り上がってくると思います。
その盛り上がりの手前
脚のむくみ
陰陵泉(いんりょうせん)

☆期待できる効果
水分の循環を促し、胃や小腸等の消化器の機能を高めると言われています。
☆場所
内くるぶしの内側からまっすぐ上へなぞり、指が止まるところ(カーブをする手前の凹み)
身体のほてり・喉の渇き
三陰交(さんいんこう)
☆期待できる効果
身体のほてりを沈めたり、婦人科系の疾患に対応したり、消化器の機能を上げるなどの効果があると言われています。
☆場所
内くるぶしに指4本を当てて、脛骨という骨の骨際 (写真は陰陵泉のところにのせました、金色の方が三陰交、ピンクが陰陵泉です)
いかがでしょうか?
勿論ツボは1つに絞らなければいけないわけではないので、複数使用して問題ありません。
太衝は肝臓に関与するため、頭痛に限らず使用していいかと思います。
また、症状が強ければ無理せずご相談ください。